モダンキッチンの魅力

Aya F. Aya F.
Eco House, Pfayfer Fradina Design Pfayfer Fradina Design Cocinas de estilo escandinavo
Loading admin actions …

キッチンのデザインには、毎日使うところだからこそこだわりたいですよね。長く飽きずに使えるように考えると、おすすめなのはモダンスタイルなキッチン。シンプルな形で機能性を重視したモダンキッチンは、流行りに左右されないため、手入れさえきっちりとしていればその美しさを保つことができます。今日はモダンキッチンの魅力をテーマとして、いろいろな方向性のモダンスタイルをご紹介します。

装飾性を省いてウッディにやさしいモダンキッチン

モダンスタイルは20世紀初頭に確立された、装飾を省き機能性を重視したデザイン。直線的なラインで構成されることが多く、素材感もミニマルに抑えたものがよく見受けられます。こちらは、神戸の建築家・一級建築士事務所Hausの手がけたもの。白い壁のダイニングキッチンに床材と素材感を合わせた厨房の作業台、収納棚が統一感を醸し出しています。棚には取っ手までも取り払ったミニマルな造りになっていますが、木目が生み出す自然であたたかなモチーフが、クールになりがちなモダンスタイルに血を通わせてくれているようです。

白と黒でミニマルに

家を新築するときに丸ごとモダンスタイルに!と考えると、内装のデザインもどこまでミニマルに作り込めるかが肝になってきます。こちらはハコノオウチ06と名付けられた住宅。文字通り箱型で構成されており、外観、内装ともに白と黒とを基調としてデザインされています。台所も、収納やワークトップ、ダイニングテーブルには白を用い、脚の部分にアクセントとして黒が。窓枠や柱構造など、支える部分に黒を用いることで、安定感が感じられますね。

マットにフラットに。素材感を活かそう

モダンっぽさを前面に押し出したいのであれば、ミニマルが鉄則。収納もすべてを扉の奥にしまい込むスタイルでデザインしましょう。こちらのお宅は北欧スタイル。クールなマットスチールのワークトップに明るい色合いの無垢材を収納扉に利用、床の白っぽい石材とも柔らかく調和しています。天井の梁の色ともケンカすることなく、それぞれの素材感の良さが引き立て合うインテリアとなっていて、クール&ビューティーといった雰囲気ですね。

モノクロームのLDK

シックにインテリアをコーディネートするならば、モノクロームでまとめるのがシンプルチョイス。こちらのお宅では、白い壁、白い螺旋階段に家具を黒でまとめています。光沢を抑えた黒いアイランド型の厨房には、同じくマットな質感のメタルが家具を縁取ります。色数を抑え、色彩の配分も重くなりすぎないように抑えられているため、シックでありながらも軽やかな印象のLDKに仕上がっていますね。

Photo: 多田ユウコ(多田ユウコ写真事務所)

打ちっぱなしコンクリートにスチールと木調でミニマルに

近年注目されているリフォーム。耐震性などが確認されていれば、中古マンションを、その良さを生かしながら改装するほうが経済的で自分らしい部屋作りができると考える人が増えているようですね。こちらもリフォーム物件。古い壁紙を取り去り、素材感をうまく利用して、ラフなコンクリートと無垢材、スチールとを絶妙な配分で組み合わせています。必要なものを必要最低限の形で構成したようなこちらの厨房、ダイニングは、そっけないようで、どこか暖かい居心地の良さそうなインテリアです。

オールホワイトのモダンな美

色のコーディネートが難しい、長く飽きが来ない色合いって?といろいろと悩んでしまうこともあるかもしれませんが、そんなときは白一色にしてみては?白いキッチンは清潔感に溢れ、空間を広く見せる効果があるため、ゆったりとしたお部屋になります。台所まわりをすべて白にすることで、食べ物や食器などをより引き立たせることもできそうですよね。すべて白にするのが難しい場合には、シルバーや明るい色の木調を取り入れると白の爽やかな印象が保てます。

キッチンについてはこちらの記事でも紹介しています。

コンパクトでオシャレなキッチン5選!

Ⅱ型キッチンで余裕のある台所!そのメリット・デメリット

インダストリアルなかっこいいキッチン5選!

¿Necesitas ayuda con tu proyecto?
¡Contáctanos!

Destacados de nuestra revista