homify 360°:印象的な空間が広がる家「小和滝の家」

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小和滝の家(こわだきのいえ), 前原尚貴建築設計事務所/Naotaka Maehara Architectural Design Office 前原尚貴建築設計事務所/Naotaka Maehara Architectural Design Office Casas estilo moderno: ideas, arquitectura e imágenes
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家と言えば、生活を演出する重要な場所。もし味気ない場所なら、そこでの生活に大きな影響を与えるでしょう。もちろん家が特別な場所なら、生活も特別なものになるでしょう。そこで紹介したいのは前原尚貴建築設計事務所が手がけた「小和滝の家」。そこには印象的な空間が生み出され、心地良い生活が送れるようになっています。

良好な自然環境にある家

「小和滝の家」が建てられたのは福島県郡山市。近くには雄大な阿武隈川が流れている自然豊かな場所です。川に沿って桜の木が植えらて並木になっており、春には美しい風景を作り出します。一方家の裏にあるのは小さな丘。そこには木々が生い茂る森のようになっています。本住宅はこのような良好な自然環境に囲まれており、そんな環境は家にも反映されています。

シンプルな建物の外観

木造2階建ての建物はとてもシンプルなものに見えます。外観は少し屋根が傾いた箱型。そんな建物2階には周りの風景を楽しむことができる大きなガラス窓が取り付けられています。1階部分は建物の前に設けられた壁によって隠され、外から覗かれることはありません。壁は同時に通りから玄関までのアプローチにもなり、入口までの移動を演出してくれます。

スキップフロアが生み出す印象的な空間

本住宅の大きな特徴となるのは内部空間。実際は2階建てですが、中には4層の空間が広がっています。そんな空間を作り出すのはスキップフロア。それは各層をずらして階段状に重ねる空間構成で、ここではドラマティックな空間を可能にしています。そんな空間の中心にあるのは細長い吹き抜け。それは3層目から1層目、2層目に向かう階段になるだけでなく、3層目と4層目を分ける場所となります。そして従来の住まいに無いような印象的な空間を生み出しているのです。

明るく暖かな心地良い空間

このような印象的な建物内部に広がるのは暖かな雰囲気。床、天井、柱などは木で作られています。それだけでなくキッチンカウンターなどの家具も木で作られており、建物内は茶色の木の空間となっています。そのため素材が持つ自然な暖かさをここでは感じられるでしょう。一方、2階にあるのは大きなガラス窓。そこからは近くに植えられた桜並木を眺めることができ、同時に多くの自然光も取り込むことができます。そして家の中を光で満たし、心地良い空間を生み出すのです。

特別な空間での特別な暮らし

本住宅で意識されているのは、周りの環境を活かして特別な空間を作り出すこと。木の建物は暖かな空間を演出すると共に、周りに広がる自然環境との繋がりを感じさせます。大きなガラス窓は周り美しい風景を取りこみ、室内を光で満たします。そしてスキップフロアはこのような空間を、他に無いような特別なものにしているのです。こうした本住宅では、自然を身近に感じて暮らせるだけでなく、ナチュラルな雰囲気を楽しむことができるでしょう。そして、ここでしか出来ないような特別な生活を可能にしてくれるに違いありません。

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