階段が主役となった上品でモダンな家

K.Yokoyama K.Yokoyama
舞踏家の家, 松井建築研究所 松井建築研究所 Livings de estilo ecléctico
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今回ご紹介するのは、リビング中央にある階段が住まいの象徴的な存在となっている上品な雰囲気の住宅です。舞台階段を思わせるようなその美しいデザインは、生活の中でもそこが特別な空間であることをいつも感じさせてくれます。素敵な階段デザインのヒントが欲しい方には、何か参考になるアイデアが見つかるかもしれません。このプロジェクトを手掛けたのは、東京を拠点に活動する松井建築研究所です。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

凛とした佇まいの外観

切妻屋根を持つシンプルな家型をした木造2階建てのこの住まい。真っ白な外壁に木のナチュラルな風合いがアクセントとなった外観です。住まいの構成は、この生活の中心となる住居スペースと、離れとなった書斎、中庭の3つからなっており、書斎の建物は駐車スペース兼ねています。シンプルで上品な雰囲気をした住まいの外観は、凛としていて独特な存在感がありますね。

品格のある玄関

こちらは上品な雰囲気の玄関正面の様子。白い外壁に光と影が映り込み、そのコントラストがシンプルな美しさを生み出しています。日当たりや時間帯によってもその光景は変化していき、この玄関付近でも住まいの色々な表情が楽しめそうですね。窓などの縁に使われた木材と木製の玄関のドアの存在が、ニュートラル過ぎるその光景に程よいアクセントを加えています。

舞台のような階段

こちらは開放感のある吹き抜けのリビング。中央に設けられている階段は、まるで主役が降りてくるかのような、舞台階段を思わせるデザインとなっています。この階段が住まいのシンボルとなって、クライアントさんの暮らしを晴れやかで夢のあるものにしてくれていることでしょう。階段を上る時も降りる時も、特別な気持ちになれそうですね。

吹き抜けのリビング

舞台階段が特徴的なこのリビングは、吹き抜けと庭に面して設けられた大きな開口によって明るく快適。何といっても圧倒的な開放感にあふれた心地良さが抜群です。漆喰の天井と壁も上品な雰囲気でその特徴をより引き立てているようです。階段に設置されている細く繊細な鉄の手すりと、窓枠などに使われた木材のナチュラルな色味がこの舞台ホールのような空間にインテリアのアクセントをプラス。高窓からは光が差し込み、リビングが本当の舞台であるかのような気持ちにさせてくれそうですね。

ナチュラルなダイニングキッチン

こちらはリビングの隣に分かれて位置しているダイニングキッチンです。ナチュラルな素材でまとめられ、落ち着きのある雰囲気。広々としたキッチンは、収納スペースも多く設けられスッキリと使いやすくなっている印象です。ダイニングにも庭に面して大きな窓を設けているので、気持ちのいい自然光を感じながら、リラックスした気分で食事が楽しめそうです。窓のサッシの黒が空間を引き締めているのもポイントです。

夜も美しさが引き立つ階段

リビング中央に堂々とした佇まいで存在している舞台階段は、やはりこの家の主役。住まいの夜の光景でも、ひと際存在感を放っているのが分かります。週末は気心の知れたゲストを招いて、この舞台のようなリビングでプライベートな催しを企画しても、みんなに喜ばれて優雅で楽しい時間を過ごせそうですね。

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