二重窓は内窓とも呼ばれ、二重サッシを用いたものを指します。複層ガラスと共に防音や省エネルギーを考慮して使用されるこの窓のメリットを詳しくみていきましょう!住まいの間取りや住環境をより快適にしてくれるメリットが沢山あります。今回は、二重窓のメリットをご紹介していきます。
二重窓のメリットは、やはり高い断熱性にあります。二重サッシの間にできる窓と窓の間の空気の層が断熱性を高めてくれます。断熱性が高いということは、外の気温の影響を受けにくいということです。リフォーム時に内窓に変えることで、断熱効果を高め日々の暖房費を節約することも可能です。
こちらではあわせて「どんな窓を取り入れよう?」を紹介しています。
二重窓にすることで、防音性を高めることができます。二重窓の空気層が空気を通して伝わる音をカットしてくれるメリットがあります。内窓は、個体音と言われる建物に振動を伴う上階の足音、スピーカーの振動音などには効果がありませんが、空気音と言われるような話し声、楽器の音、車の走行音などが室内に届きにくくしてくれます。生活音の気になる密集住宅地や都市部には最適です。
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内窓は、防犯対策に高い効果があると言われています。窓を割って侵入する際に時間がかかる住まいは、人に発見される確立も高まるので比較的狙われにくいといわれています。例えば、狙われやすい人気のない庭に面した小さな窓を二重サッシにしておくことで防犯対策になり安心です。
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内窓は、二重サッシの空気層を利用して遮熱効果を高め、外から入り込む熱を遮断してくれるメリットもあります。ガラス面に入射する日射を遮断してくれるので、夏の直射日光の暑さが軽減されたり、紫外線カットの効果も期待できます。冬の断熱効果同様に、夏場の冷房費も節約できそうですね!省エネルギーを考慮する人にはピッタリな窓ではないでしょうか?
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やはり死角となる方角や間取りには、二重窓を配置し防犯効果を高めたいですね。また、西日対策が必須の西方角の窓に内窓はおススメです。夏場の西日は室内を一気に暑くします。主に小さめに作られる西側の窓ですが、立地の関係で大きな窓が配置されている場合、断熱と遮熱性能を兼ね備えた二重窓が最適です。