オシャレな家はどう違う?

A.Imamura A.Imamura
丘陵にそびえ建つリゾビアンコ, 納得住宅工房株式会社 Nattoku Jutaku Kobo.,Co.Ltd. 納得住宅工房株式会社 Nattoku Jutaku Kobo.,Co.Ltd. Livings de estilo moderno
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オシャレな家は一体どこが違うのでしょうか?インテリア?それとも家具?もしかしたらカラー?実は、素敵な住まいとどうしても平凡に見えてしまう住まいでは空間の中の細かなポイントが異なります。今回は、そんなオシャレな家がおさえている小さなポイントをご紹介していきます。

オシャレな家はベースカラーバランスがいい

オシャレな家は、壁と床のベースカラーと呼ばれる色味に統一感があります。こちらは株式会社鈴木貴博建築設計事務所が手がけるLDKスペース。木目が美しいフローリングのオレンジカラーに合わせて、白い壁も温かみのあるホワイトが選ばれ床色との統一感が生まれています。天井の高さまで揃えて取られた開口部は黒いサッシは、空間にすっきりとしたラインのアクセントを加え、ナチュラルな雰囲気の中にもモダンさが漂います。このように床色と壁色、天井の色味が空間全体の印象を大きく左右し、洗練された空間とそうでない空間の違いを生みます。

こちらでは「ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーとは?インテリアをおしゃれにするために知っておきたい基礎知識」を紹介しています。お洒落な家づくりの参考にしてみてください。


「住まいの写真」ページでは様々な種類の家を紹介しています。◀

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オシャレな家はラインがスッキリ

オシャレな家がスッキリとして見える理由には、窓や扉の大きさがわずかに異なるという点があります。例えば、こちらの建物写真工房すえひろが手がけるリビングルームを見てみましょう。ホワイトで統一されたベースカラーに黒が映える都会的なモダンな空間。大きな開口部は、天井の高さまでしっかりと開口がとられ水平・垂直ラインがしっかりと空間の中で統一されています。余分な空間ラインがないことですっきりとして見えますね。それに合わせて、さらに黒いライティングレールで直線ラインをより強調し、都会的で洗練された空間に仕上がっています。お洒落な家はこうしたちょっとした工夫が至る所に施されています。

クレジット: Photo by Senichiro Nogami / 野上仙一郎


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美しく見えるお洒落な家のレイアウトは?

こちらのお洒落な家のリビングルームを上から見てみましょう。明るい木目のフローリングに合わせたホワイトカラーの壁が爽やかな印象のベースカラーをつくるこちらの住まい。リビングルームの中央に合わせた天窓の位置、梁の垂直ラインに合わせた大きな開口部の配置場所が上記同様にすっきりとした空間ラインをつくっています。それに合わせて配置された直角のソファやコーヒーテーブルのレイアウトは空間を活かし素敵な家のオシャレなインテリアコーディネートとして映えます。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

 モダン!オシャレ!かっこいい!シンプルな外観の家26選!

お洒落な家は天井も意識する

普段の生活の中では、あまり天井を意識することはないかもしれません。しかし、天井もまた空間の洗練さを左右するベースカラー要素の一つです。例えば、こちらの様に壁と天井のカラーが大きく異なると引き締まった空間に見えます。一方、床から壁、天井に向かって徐々に明るくなるようなカラーは、濃い色から明るい色へとグラデーションにすることで部屋を広く見せる効果があります。例えば床の色よりも幅木やドアを明るくすることで、圧迫感を抑えて広々した印象に見せることができます。

クレジット: jo1q

おしゃれ家は幅木の色味とサイズが違う

おしゃれ家にしたいなら幅木について考えてみましょう。幅木をリフォームするだけで、急に家がオシャレな雰囲気に変わるということがあります。幅木は、床と壁の継ぎ目に取り付けられる細長い横板を指し、汚れや傷みが起こり易い壁の下部を保護するために取り付けられます。この幅木のデザインやカラー、サイズによって部屋が締まってみえたり、逆に広く見えたりすることもあります。例えば、こちらのように床色と統一感のある色味でもサイズが大きいデザインならば、壁とフローリングの区切りをハッキリと見せ、部屋のアクセントとしてラインの役割を果たします。インテリアの印象を変えたいときにもポイントとなる部分です。

家のオシャレは窓枠が違う

おしゃれ家は窓枠にこだわりがあります。家のオシャレアイデアとして窓枠の色を変えると、部屋の印象がガラリと変わります。通常、窓枠は内窓のカラーに合わせたり、壁紙や家具の色味に合わせて選ばれます。こちらは木目ナチュラルのオレンジカラーの内窓を入れ、空間に暖か味を加えています。例えば、同じ空間でも黒い窓枠を選べば、額縁効果が生まれ直線がより強調されたモダンな空間が演出できます。窓は断熱や防音の機能面だけでなく、家のオシャレインテリアとしての効果もあるので、希望のイメージに合うカラーや素材を選ぶと良いでしょう。

おしゃれ家は床のデザインが違う

おしゃれ家は、床の張り方にこだわりがあります。床は空間の大部分を占めるからこそ素材や色だけでなくどんな張り方を選ぶかで家のオシャレ度が大きく変わります。例えばこちらのおしゃれ家の床はヘリンボーン張り。この洗練された床デザインは北欧やフレンチなどの欧州インテリアスタイルが似合い人気があります。その他には、斜め張り、寄木張りや市松張りなども個性があり家のオシャレ度を上げてくれます。

家のオシャレ度と間取り

おしゃれ家は間取りが違います。部屋数にこだわらず、大胆で大らかな間取りが多くのオシャレな家に共通しています。例えば、こちらの住まいは中央に大きなウッドデッキを配し各部屋から中庭へとつなぐ全開口が設けられています。壁や無駄な廊下がない大きく繋がる間取りは、その分床デザインや天井、窓枠等のデザインにこだわることができ、よりオリジナルで個性あるお洒落なデザイン選びが可能になります。


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