階段を利用した空間best5 – 有効的に使う素敵なデザイン!

入間の家, 白砂孝洋建築設計事務所 白砂孝洋建築設計事務所 Pasillos, vestíbulos y escaleras modernos
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階段二階建て以上の住宅に欠かせないものですが、立体である分、平面の間取りだけではない想像力が生かされる部分です。階段の上、また下を上手に活用し、デザインとして取り入れることができれば何倍も有効的にスペースを使うことができるでしょう。住宅の中でも階段は意匠的な要素を含み、機能だけでなく芸術性を盛り込むことができる面白い可能性を持っています。今回ご紹介するのは、階段を上手に利用した空間best5です。収納やデスクなど、無駄のない空間の素敵な使い方の例を見てみましょう!

収納のあり方を見直し、付加価値を向上させた家

ALTS DESIGN OFFICEの手がけたこちらの家は、ご夫婦とお子様3人の5人家族の住まいです。もともとマンションに住まわれていたものの、手狭に感じたことから戸建ての計画をスタート。成長に伴い、必要なものがふえていくという予想から、限られた空間での収納計画を大切に捉えながらデザインされました。収納はあっても、広いリビングを確保して家族がみんなで顔を合わせられるように… という思いから、空間をぐんと有効的に利用できる収納の使い方が見直されました。収納だけでなく、+αの使い方やデザインを点在させることでぐんと付加価値が生まれています。階段もその一つであり、従来の「階段」というイメージよりも、収納やダストボックススペースも持ちながらデザイン的な雰囲気を生み出しています。木の温もりに包まれるような5人のための快適な家に仕上がりました。本住宅については「noji house」で詳細をご紹介しています。

大きな窓とルーバーのある、風通しの良い住まい

白砂孝洋建築設計事務所の手がけたこちらの家は、夏の心地よい風、冬の温かな太陽の光、大きな木の木漏れ日、と自然の恵まれた条件を楽しみながら暮らすことを大切にデザインされた住まいです。自然の要素を快適性に転換し、素朴でシンプルに暮らしながらも居住性を向上することが意識されました。ファサードはルーバーで囲まれ、風や光を通しながらも視線をカットできる仕組みです。ルーバーに囲まれたウッドデッキとつながるリビングは全開放できるサッシがあり、吹き抜けの開放感が心地よい空間が広がります。吹き抜けに面する階段は、一番下の段が小上がりの少し広いスペースとなり、家具や腰掛けとしても使うことができます。さらに階段の下にはワークスペースがデザイン的に設置され、無駄なく、無理なく広々と空間の利用がなされました。本住宅については「家族を守り自然を取り入れる木製ルーバーのある家」で詳細をご紹介しています。

光やスペースの活用をしたシンプルモダンな家

MIMASISDESIGN [ミメイシスデザイン]の手がけたこちらの家は、木造の三階建の住宅です。上階から階下まで光を届けることができるよう、小さな吹き抜けやトップライトの活用で限られた空間を面積的にも、快適性の面からも向上させられるデザインが生きています。上階の階段はシースルーで開放的に設置されました。階下の階段は、階段の形状を利用しながら階段下を収納に作られています。ホワイトの扉は「いかにも収納」というような存在感を消し、控えめながらも大容量の空間が活用されています。ナチュラルな木の色と白いカラーリングでシンプル・温かなモダンさが生きる住まいに仕上がりました。本住宅については「House in Izumiotsu」で他の写真をご覧いただけます。

屋根上テラスのあるナチュラルな住まい

有限会社建築計画の手がけたこちらの家は、石川県金沢市にある住宅です。歴史の息づく金沢市の街並みに似合うような、シックでモダンな黒いファサードは鎧張りの和の雰囲気を醸し出しています。限られた空間の中、広々とした開放感が作り出せるようにデザインされ、1階の下屋の上には屋根上のテラスが設置されました。2階は広々としたフリースペースがあり、テラスと繋がった開放感が魅力です。2階への階段はシンプルな段状のデザインが見えるような意匠がすっきりとシンプルに階段の存在感をまとめています。階段の下はデスクコーナーが違和感なくおさめられ、程よく囲まれた雰囲気が作業に集中できるような心地よさを生み出しました。小窓からも外の光が感じられ、閉塞感を感じさせないようになっています。本住宅については「笠舞本町の家」で他の写真をご覧いただけます。

扇型の敷地を有効利用した優しい雰囲気の住まい

株式会社かんくう建築デザインの手がけたこちらの家は、扇型の特殊な形状の敷地に建つ住まいです。特別な形の敷地も、建築家のアイデアと空間づくりの知恵で家はぐんと魅力的になります。敷地の特性上、斜めの壁が多い室内。木を多く採用した温もりや光がたくさん入る明るさが溢れ、吹き抜けにはダイナミックなボルダリングウォールが設けられました。コーナーには棚を兼ねた収納も備えられ、階段下はすっきりとした直線のデザインが魅力的な収納空間に。明るく柔らかな色でまとめられ、圧迫感のないスマートな空間が特殊な環境でも暮らしを快適に保つことができるでしょう。本住宅については「室内でも子供が元気いっぱいに過ごせる住まい」で詳細をご紹介しています。

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