ギャラリーデザインで印象的なリビングを演出しよう!

Y. Y. Y. Y.
Loft Bordeaux, Marie Dumora Marie Dumora Livings de estilo ecléctico
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インテリア雑誌を見ていると、まるでアートギャラリーのように、絶妙なバランスで装飾された素敵なリビングに出会います。その方法は、小物使いや色使い、照明の仕方や、もしくは素材で遊んでみたりと様々ですが、住んでいる人のこだわりが伝わってきます。自分のお家でもそんな風に、お洒落なリビングをコーディネートし、お客様をご招待してみたいですね。今回は、ギャラリーデザインを自宅のリビングに取り入れ、リビングをアートギャラリーに変えるコツを実例と共にお届けしたいと思います。自分のスタイルとこだわりを取り入れ、素敵なリビングギャラリーを造りましょう。

大きさやスタイルをミックス

スペインのマドリッドの建築家、RUIZ VELÁZQUEZが設計を手掛けたこちらのお住まいは、入り組んだ構造の白い空間が印象的です。そしてそのスペースにコーディネートされた家具や装飾品も素敵で、非常にバランスが取れていますね。注目したいのが、左の壁に所狭しと飾られた丸いオブジェたち。鏡でしょうか、大小さまざまなサイズのものがありますが、形と縁の素材感が揃えられてあるので、統一感があります。他の家具との相性も良いですね。そして左側の壁に掛けてあるのは、メタルのような光る素材のオブジェ。向かい側に飾られたものとはスタイルの違うものですが、こちらも丸い形をモチーフにしているので、違和感がありません。手前に飾られた大きな壺も、奥に並べられた壺とペアになっているようで、部屋全体のバランスが保たれています。ぜひ取り入れてみたいテクニックです。

ライトを効果的に使う

照明器具は私たちの生活において必需品ですが、同時にインテリアをコーディネートする際にとても大切な要素の一つです。リビングにギャラリーデザインを取り入れたい時は、照明に注目しましょう。そして、装飾品が最も美しく輝くような角度でライトを取り入れるのが良いでしょう。例えば壁に絵を飾るとしたら、その絵が浮かび上がるようにスポットライトを当ててみると、ギャラリーっぽい雰囲気が出ます。もしくは、このように棚の上に並べたオブジェは上から照らしても。照明の代わりにキャンドルを用いても、素敵な演出ができます。

家具とのバランス

壁にアートを飾る時に気をつけたいのが、作品と家具の間に十分なスペースを確保すること。あまり詰めすぎると、バランスが悪くなり、窮屈な印象を与えかねません。このように壁の絵を視線の高さに合わせ掛ける場合は、背の低い家具を前に置くと良いでしょう。

色の展開

一つの壁に幾つかの作品を飾る際は、色のトーンを揃え、その中で色を展開させると統一感が出せ、複数飾ってもちぐはぐな印象を与えません。作家の木村のぞみが手掛けたこちらの作品は、プロジェクト「実のオブジェ」から。柔らかいフォルムと色使いで、なんだか優しい気分にさせてくれそうです。

壁の色や他のものとのバランス

たくさんの作品を飾りたい時に特に気をつけたいのは、フレームやスタイルと、壁の色との相性です。こちらのリビングは、壁の一部分にかなりたくさんの絵やオブジェが飾られていますが、フレーム自体に装飾性がないこと、フレームの色が3色程度に抑えられていることから、まとまりがあります。鹿の剥製を中心に据えたレイアウトも、ユニークで、コーディネートされた方のセンスの良さが伺えます。

レイアウトで遊ぶ

レイアウトで遊んでみたい時は、壁にこだわらず、天井から吊るすという方法も。長野県の作家、サトウカヨが手掛けたこちらの作品は、まるでたくさんの小さい光が中に浮かんでいるような、幻想的なもの。「佇む」というプロジェクトですが、ほんとうに時を忘れて、そこに佇んでしまいそうですね。

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