自然が暮らしに近い住まい

A.Imamura A.Imamura
BEAT HOUSE, KAZ建築研究室 KAZ建築研究室 Casas de estilo ecléctico Madera Acabado en madera
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自然を暮らしに取り入れれば、四季折々の移ろいを感じながら心にゆとりも生まれるに違いありません。周辺環境や敷地、スペースや開口部のつくり方などを上手く利用し、自然や緑、木々に囲まれた住まいづくりを計画してみましょう。今回は、自然を暮らしの中に上手に取り入れた建築を紹介していきます。

自然と共存する建築の在り方

自然の中に静かにたたずむこちらの住まいは、2020年に木の建築賞(モリノチカラ賞)を受賞したパッシブ建築の別荘です。信州の森の中の建てられたこの住まいは、地場の木と土を使い、土壁の蓄熱・調湿を生かすパッシブ建築で省エネ基準を満たします。周囲の森に溶け込みながらまるで家そのものにも生命が宿っているような美しさが魅力です。

クレジット: takeshi noguchi


▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の家を紹介しています。◀

の写真ページ

自然をもっと身近に取り入れる大開口部

自然の少ない都市に暮らす生活の中で、どうすれば自然や植物と共に生き、そして四季と向かい合って生活が出来る住まいをつくることができるかを基に生まれたこちらの住まい。大きなキッチンリビングの大開口部の両側を開ければ外の景色がグッと近く感じられ、爽やかな風が勢いよく吹き込みます。四季や木々の移ろいを感じながらのびのびと大らかに暮らせる素敵な住まいです。


クレジット: DAICHI ANO


【大開口部については、こちらの記事でも紹介しています】

大開口のある特別なリビングbest5 – 美しい眺めを日常に!

緑に囲まれた室内

東京郊外のベッドタウンに立地するこの住まいは、コートハウスでしっかりと外部からプライバシーを確保し、家の中では中庭を中心とした木々と緑が印象的な広々とした空間が広がります。室内は壁やドアなどで空間を区切らず、中庭の植物と空間の段差が心地よいゾーニングをつくります。季節や時間によって表情が移り変わる三つの中庭を愛でながら暮らす住まいは、落ち着きと隠れ家のような心地よさをもたらしてくれます。


PHOTO:K.Torimura

緑と環境を守る暮らし方

こちらは軒の深いシンプルな平屋住まい。屋根は芝生で断熱効果の高い緑化屋根にすることで猛暑を記録する埼玉県でも快適に過ごすことができます。断熱効果の高い草屋根は、地球環境に配慮すると共に酸性雨や紫外線などによる住まいの壁面劣化を軽減する効果が得られます。また木々や植物という自然に身近に触れ合える暮らしは環境教育としても活躍します。


クレジット: KAZ

木々や四季を愛でるゆとりのある暮らし

河原の満開の桜をパノラマに眺めるために、四角いプランの隅を切ってパノラマの開口部をつくった住まい。家の中にいても目の前の桜の古木と、土手沿いにつながる桜をひとりじめすることができます。窓から眺められる移ろう四季の風景は、長く住み続ける中で、どんな時も家族に安心感と心のゆとりをもたらしてくれます。


クレジット: 写真:新澤一平

空と海の圧倒的な開放感を楽しむ

水平線の家と名付けられたこちらの住まいは、太平洋の大海原を見渡すことのできる高台に建つ建築です。三方がガラスに囲まれたバスルームは、大海原の景色を存分に楽しみながら入浴タイムを楽しむことができます。圧倒的な開放感と空と海の美しい景色を毎日楽しみながら日々の疲れを洗い流せるなんて贅沢ですね。


クレジット: 撮影:川口一郎


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